これまでのレシピ(山際 千津枝のお野菜大好き) 今月のレシピに戻る

エビとセロリの中華炒め

材料(4人分)

  • 無頭エビ(正味200g)
  • 塩・サラダ油・片栗粉(各少々)
  • セロリ(2本)
  • 生姜(1片)
  • ニンニク(1片)
  • サラダ油(大さじ1)
  • 塩コショウ(各少々)
  • 薄口しょう油(小さじ1)
  • (調味料A)
    ・砂糖(小さじ1)
    ・水(大さじ3)
    ・鶏ガラスープの素(小さじ1)
    ・片栗粉(小さじ1)
  • ゴマ(大さじ1)
エビとセロリの中華炒め

作り方

グレーライン
写真:手順1
エビは殻をむいて2つに切り、塩・サラダ油・片栗粉少々で下味をつけます。
写真:手順2
セロリは5mmの厚さに切り、濃い目の塩水につけます。
生姜・ニンニクは薄くスライスします。
写真:手順3
鍋に油を熱し、ニンニク・生姜を炒めて香りを出し、
エビを炒めて、セロリを加えます。
写真:手順4
全体に油が回ったら、合わせておいた調味料Aを加えて手早く炒め、ゴマをふります。
ワンポイント
エッセイ枠上

Vol.58「セロリ」

写真:Vol.58「セロリ」 大人にもセロリ嫌いの人は多いのが残念です。理由は「薬臭いから」だとか。反対に香りが好きと言う方も多いのですが。ちなみに一番の消費国はアメリカで香りの強い品種が好まれるようです。香りは肉の臭みを消す働きをするからでしょうか。原産国はヨーロッパ。ローマギリシャ時代から整腸作用が有る事が知られていたようで、始めは薬用に使われていたのです。日本へは豊臣秀吉の朝鮮征伐の時に持ち帰られて「清政にんじん」とよばれていました。家庭の食卓に取り入れられ始めたのはつい最近の様な気がしますが、案外古くから日本に伝わっていたのですね。

特徴はさわやかな芳香と歯触りなので、サラダに生で使われることも多いのですが、炒め物や煮物にもぜひ使っていただきたいと思います。ベーコンとスープにすると美味しい上に元気も出ます。ビタミン・ミネラルは緑色の葉の方に多いので忘れず使いましょう。
エッセイ枠下
これまでのお野菜レシピを見る

山際千津枝先生のプロフィール

  • 料理研究家・栄養士・山際生活デザイン研究所主宰
    料理研究家として広く活躍すると同時に、仕事はメニュー開発・執筆・講演・ 公的機関の委員・テレビ番組・ラジオのコメンテーターとして多方面にわたる。 生活感に溢れる話題とユーモアやウイットにとんだ話し方には定評がある。
  • ホームページ………山際千津枝の世界
  • 原稿執筆
    宮崎日日新聞「客論」
    福岡県PTA新聞 など
  • 現在出演中のテレビ・ラジオ番組
    RKBラジオ 開店!ウメ子食堂
    (毎週火曜日レギュラー:10:00〜12:20)
    FBSめんたいワイド コメンテーター
    (毎週月曜日レギュラー:15:48〜17:50)
  • 著書
    「ヤマギワ流100円おかずレシピ」
    サンマーク出版
    詳細・お申込はこちらから
    写真:「山際流100円おかずレシピ」
写真:山際 千津枝

見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyright 山際 千津枝