世界で一番愛されているお野菜は?そうトマトです。世界中で生産量はトップクラスだそうですよ。じつはこのトマト、一般に食べられる様になったのはここ200年くらいだとか。南米が原産ですから。日本で普及し始めたのは明治期で「赤茄子(あかなす)」とよばれていました。確かにトマトはナス科の植物です。「トマトを食べる家に胃腸病無し」などと政府は推奨しましたがその頃の人はホオズキのような味がすると直ぐには好きになれなかったようです。4〜50年前は塩をつけたり,ヘタをくりぬいて砂糖を詰めたりシンプルに食べていたようです。
今ではサラダにソースに炒めて煮て焼いてとありとあらゆる料理法でいただくようになりました。日本ではこの百年の間に人気の野菜になったのです。グルタミン酸を多く含むので味が良いのとビタミンCとカロチンの含有量が多いのも良く食べられる様になった理由の一つかもしれません。ヘタの緑が濃くてピンと元気な新鮮なトマトを求めましょう。今年の暑さも元気に乗り切れますよ。