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カボチャのマーボー風

材料(4人分)

  • カボチャ(500g)
  • サラダ油(大さじ1)
  • 豚ミンチ(200g)
  • 白葱(1/2本)
  • 生姜(1片)
  • 調味料
    ・水(1カップ)
    ・しょう油(大さじ2)
    ・みそ(大さじ1)
    ・砂糖(大さじ1)
    ・片栗粉(大さじ1)
    ・豆板醤(小さじ1/2)
カボチャのマーボー風

作り方

グレーライン
写真:手順1
かぼちゃは種を除き、1〜2cm位のいちょうに切り、
こわさないように固めに茹でる。
調味料すべてを混ぜ合わせタレを作っておく。
写真:手順2
フライパンに豚ミンチを入れほぐしながら炒め、油が足りなければ
サラダ油を足し、タレを良く混ぜて(片栗粉が沈んでいるので)加えて、
すぐにかぼちゃを加えてそっと混ぜる。
トロミがついたら白葱と生姜のみじんを散らして仕上げる。
ワンポイント
エッセイ枠上

Vol.79「南瓜(カボチャ)」

写真:Vol.79「南瓜(カボチャ)」 南瓜は「見るのもいや」とおっしゃる殿方は戦後南瓜ばかりの時代を経験なさっているからでしょうか。あの頃のザクザクとして水っぽいものとは違って今の南瓜はどれもホクホクと甘い物が多いですよ。調理は焼くか蒸すだけで充分、美味しくて調味料を使うのがもったいないくらいです。ホクホクして甘い物をクリカボチャ、水っぽくって甘みの薄い物をペポカボチャと呼ぶようです。茹でてほぐすとそうめんのようになる糸瓜やズッキーニはペポカボチャです。酢の物にしたりパスタに加えたりすると美味しくいただけます。

表面がごつごつして切ると淡い黄色の和カボチャも砂糖と塩、しょう油で煮付けるとねっちりとした食感が良いものです。西洋カボチャは煮付けるときにしょう油が多いとチクチクと刺激のある味わいになります。砂糖と塩でほぼ味付けして、しょう油は香り付け程度に使うと美味しく仕上がります。カロチンはやはり黄色味の強い西洋カボチャに軍配が上がります。なんと和カボチャの5倍ほどもあるそうですよ。 冬場はニュージーランドやメキシコからの輸入物が出回ります。
エッセイ枠下
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山際千津枝先生のプロフィール

  • 料理研究家・栄養士・山際生活デザイン研究所主宰
    料理研究家として広く活躍すると同時に、仕事はメニュー開発・執筆・講演・ 公的機関の委員・テレビ番組・ラジオのコメンテーターとして多方面にわたる。 生活感に溢れる話題とユーモアやウイットにとんだ話し方には定評がある。
  • ホームページ………山際千津枝の世界
  • 原稿執筆
    宮崎日日新聞「客論」
    福岡県PTA新聞 など
  • 現在出演中のテレビ・ラジオ番組
    RKBラジオ 開店!ウメ子食堂
    (毎週火曜日レギュラー:10:00〜12:20)
    FBSめんたいワイド コメンテーター
    (毎週月曜日レギュラー:15:48〜17:50)
  • 著書
    「ヤマギワ流100円おかずレシピ」
    サンマーク出版
    詳細・お申込はこちらから
    写真:「山際流100円おかずレシピ」
写真:山際 千津枝

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