ひ弱な子どもをモヤシっ子なんて表現しますが、確かにモヤシは弱々しく頼りない野菜にみえます。しかし、モヤシはその見かけとは大違いで栄養的にはパワーのあるお野菜なのです。食べてみると歯ごたえや香りもなかなかインパクトが有ります。
モヤシは「萌やす」(発芽させる意)を変化させた名前です。英語でも「スプラウト」は新芽とか芽を出すとか言う意味です。なんだか「スプラウト」と発音すると力強さを感じますね。原料の豆の皮を突き抜いて芽を出してくると言うイメージです。
モヤシの原料はブラックマッペ、緑豆、大豆など。スプラウトはブロッコリーやダイコンやマスタードなどのアブラナ科の植物の種子です。
それぞれ豆のときは全く無かったビタミンCが発芽することで作られます。アミノ酸も増えると言われています。モヤシは弱々しく見えても実はビタミン、ミネラル、ファイトケミカルが期待できる頼もしいお野菜なのです。
価格も安定して周年、手に入るモヤシ・・有り難いお野菜ですね。