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慌ただしい季節の
かんたん鍋料理

材料(4人分)

  • 鶏ひき肉の寄せ鍋
    ・鶏ひき肉 400g
    ・鍋もの用野菜 2袋
    ・マロニー 1袋
    (A)
    ・卵 1個
    ・塩 小さじ1/2
    ・しょう油 少々
    ・酒 少々
    ・おろし生姜 少々
    ・片栗粉 大さじ2
    (B)
    ・だし 6カップ
    ・薄口しょう油 大さじ3
    ・塩 小さじ1
    ・酒 大さじ3
    ・みりん 大さじ3
  • カレー豚汁
    ・豚肉 150g
    ・鍋もの用野菜 2袋
    ・サラダ油 大さじ1
    ・だし 6カップ
    ・カレールー 50g
    ・薄口しょう油 少々
    ・みりん 少々
    ・ネギ 適量
慌ただしい季節の<br />かんたん鍋料理

作り方

グレーライン
写真:手順1

「鶏ひき肉の寄せ鍋」の作り方

1.鶏ひき肉とAの材料をよく混ぜ合わせる。

2.土鍋にBを煮立て1のひき肉をスプーンですくって落とし、肉が浮き上がってきてから野菜を少しずつ入れる。

3.マロニーをそのまま鍋に入れ火を通したらできあがり。

ポイント:スプーンで形を整えて、スプーンごと鍋に入れて落とします。
写真:手順2

「カレー豚汁」の作り方

1.豚肉は一口大に切っておく。

2.厚手の鍋に油を熱し豚肉と鍋用野菜を炒めてだしと薄口しょう油、みりんを加えて煮て材料が柔らかくなったらカレールーを入れ、トロミが出るまで煮て葱を加えて仕上げる。

エッセイ枠上

Vol.107「鍋について」

写真:Vol.107「鍋について」

寒くなって嬉しいのは夕食に鍋物を作れるから・・キタニのカット野菜鍋用が有れば・・後は好みのタンパク源を用意すれば良いだけ・・鶏ミンチで団子、豚しゃぶ、ちょっと高いけれど牛肉、白身魚なら高級、お豆腐やお揚げ・・なぜか我家は鍋にゆで卵を入れます。鍋の良い所は料理が簡単なだけでなく洗い物も少ない、栄養のバランスが取れやすい。しかし、もっと良いのはみんなで一緒にワイワイ言いながらいただけること。つまり、コミニュケーションのツールになることです。

日本での個食の問題はわりと最近のことですがヨーロッパでは18世紀から19世紀の産業革命の頃から問題視されていました。パン屋でパンを購入すれば家族が揃って一緒に食事をする必要は無かったからです。日本では一つ釜の飯を囲むと言い・・皆揃って食べることの方が効率が良かったので個食の問題は起こりにくかったのです。西洋で個食問題の解決はホームパーティを開くと言うことで緩和されました。貧しい食べ物を持ち寄って解決したのですね。日本も団欒の伝統守っていきたいですね。カット野菜のキタニがお手伝いしますよ。

エッセイ枠下
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山際千津枝先生のプロフィール

  • 料理研究家・栄養士・山際生活デザイン研究所主宰
    料理研究家として広く活躍すると同時に、仕事はメニュー開発・執筆・講演・ 公的機関の委員・テレビ番組・ラジオのコメンテーターとして多方面にわたる。 生活感に溢れる話題とユーモアやウイットにとんだ話し方には定評がある。
  • ホームページ………山際千津枝の世界
  • 原稿執筆
    宮崎日日新聞「客論」
    福岡県PTA新聞 など
  • 現在出演中のテレビ・ラジオ番組
    RKBラジオ 開店!ウメ子食堂
    (毎週火曜日レギュラー:10:00〜12:20)
    FBSめんたいワイド コメンテーター
    (毎週月曜日レギュラー:15:48〜17:50)
  • 著書
    「ヤマギワ流100円おかずレシピ」
    サンマーク出版
    詳細・お申込はこちらから
    写真:「山際流100円おかずレシピ」
写真:山際 千津枝

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