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ペンネのトマトソース

材料(4人分)

  • オリーブ油(大さじ2)
  • ニンニク(1片)
  • 完熟トマト(700g)
  • 塩、コショウ
  • ペンネ(250g)
  • カマンベール(1箱)
  • バジル(適量)
ペンネのトマトソース

作り方

グレーライン

ペンネは塩を一つかみ入れた熱湯で茹でる(袋の表示時間)。カマンベールは10等分しておく。

フライパンにオリーブ油を入れニンニクの薄切りを弱火でゆっくりと炒める。

トマトをザク切りにしてフライパンに加え中火で炒め火が通ったら、軽く塩コショウし
水気をきったペンネを加えてからめ、味をみて塩コショウを足しカマンベールを混ぜる。

皿に盛ってバジルを散らし、好みでパルメザンをかける。
牛ミンチを150g程加えても…トマトが完熟でないときは砂糖を小さじ1加えます。

エッセイ枠上

Vol.53「トマト」

写真:Vol.53「トマト」 世界で最も大量に食べられている野菜のトマト。この人気者のトマトが世界で一般に食べられる様になったのがたった二百年前だと信じられますか。原産地はアンデスで食用として今の品種に近く育ったのはメキシコなのだそうです。原種のトマトはちょうどホオズキのような大きさです。トマトが渡った16世紀、ヨーロッパでは毒の植物でトリカブトや朝鮮アサガオと同列に考えられていたようです。日本にも信長の時代に入ってきたようですが食べられる様になったのは明治時代。一般の人が食べる様になったのは更に時代を経て戦後なってから。料理素材として頻繁に使われ始めたのは最近だそうです。

近年のトマトの人気はやはりビタミンCやカロチンが豊富で栄養的に素晴らしいからでしょう。栽培法が工夫されて一段と甘みの強いトマトが作られているのも嬉しいですね。ヘタが緑色でハリが有るのが新鮮な証拠です。熟し過ぎたものは今回の料理の様にソースに使いましょう。
※参考にした本『トマトが野菜になった日』橘みのり 草思社
エッセイ枠下
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山際千津枝先生のプロフィール

  • 料理研究家・栄養士・山際生活デザイン研究所主宰
    料理研究家として広く活躍すると同時に、仕事はメニュー開発・執筆・講演・ 公的機関の委員・テレビ番組・ラジオのコメンテーターとして多方面にわたる。 生活感に溢れる話題とユーモアやウイットにとんだ話し方には定評がある。
  • ホームページ………山際千津枝の世界
  • 原稿執筆
    宮崎日日新聞「客論」
    福岡県PTA新聞 など
  • 現在出演中のテレビ・ラジオ番組
    RKBラジオ 開店!ウメ子食堂
    (毎週火曜日レギュラー:10:00〜12:20)
    FBSめんたいワイド コメンテーター
    (毎週月曜日レギュラー:15:48〜17:50)
  • 著書
    「ヤマギワ流100円おかずレシピ」
    サンマーク出版
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    写真:「山際流100円おかずレシピ」
写真:山際 千津枝

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