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揚げナスの緑酢和え

材料(4人分)

  • ナス(2本)
  • キュウリ(4本)
  • ミョウガ(2つ)
  • 揚げ油(適量)
  • (調味料A)
    ・酢(大さじ2)
    ・うす口醤油(大さじ2)
    ・砂糖(大さじ2)
    味をみて塩少々
揚げナスの緑酢和え

作り方

グレーライン
写真:手順1
ナスは虎に皮をむき、小さめの乱切りにしておく。虎にむくとは、1センチ幅に皮を残しながら縦にむいていくこと。
写真:手順2
キュウリはすりおろしてザルに入れ軽く水を切り、
調味料Aを加えて混ぜておく。
写真:手順3
油をフライパンに1cm程度入れる。160℃位に油を熱して、ナスを色良く揚げる。
揚げたナスは、紙の上で油をよく切ること。
写真:手順4
ミョウガを小口切りにし、
揚げたナスと調味したキュウリを和えて、ミョウガをトッピングする。
ワンポイント
エッセイ枠上

Vol.55「ナス」

写真:Vol.55「ナス」 ナスの原産地はインドではないかと言われています。日本には天平時代には伝わっていたようです。つまり千年以上も昔から食べられていた野菜なのです。長い間庶民の食卓で親しまれて来たナスですが、1975年を境に消費量が落ち始めました。レタス等の手間がかからない野菜が好まれるようになったせいでしょうか。現代人は面倒な料理をしなくなったのかもしれません。

ナスは煮て良し焼いて良し、揚げれば鮮やかな紫が美しく、漬物にしても美味と便利な野菜です。もっと食べましょうよと伝えたいのですが栄養価をみると取り立てたものが有りません。これも人気が落ち始めた理由でしょうか。調べてみるとナスは栄養的にはさほど目立ったものは無いのですが、人間の細胞の変異を抑制する成分を持つと言われています。ナスを食べるとガンにならないなんて直接的な言い方は出来ませんが、これから医学の分野でも注目される成分を持っているようですよ。その成分が何なのか早く解明されると良いですね。しかし身体に良いからと言うよりも美味しいからといただく方が健康に良いような気がしますが。
エッセイ枠下
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山際千津枝先生のプロフィール

  • 料理研究家・栄養士・山際生活デザイン研究所主宰
    料理研究家として広く活躍すると同時に、仕事はメニュー開発・執筆・講演・ 公的機関の委員・テレビ番組・ラジオのコメンテーターとして多方面にわたる。 生活感に溢れる話題とユーモアやウイットにとんだ話し方には定評がある。
  • ホームページ………山際千津枝の世界
  • 原稿執筆
    宮崎日日新聞「客論」
    福岡県PTA新聞 など
  • 現在出演中のテレビ・ラジオ番組
    RKBラジオ 開店!ウメ子食堂
    (毎週火曜日レギュラー:10:00〜12:20)
    FBSめんたいワイド コメンテーター
    (毎週月曜日レギュラー:15:48〜17:50)
  • 著書
    「ヤマギワ流100円おかずレシピ」
    サンマーク出版
    詳細・お申込はこちらから
    写真:「山際流100円おかずレシピ」
写真:山際 千津枝

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