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キャベツ入りメンチカツ

材料(4人分)

  • キャベツ(2枚)
  • 合い挽きミンチ(200g)
  • 卵(小1個)
  • パン粉(1/2カップ)
  • 塩(小さじ1/2)
  • 牛肉薄切り(200g)
  • コショウ(適量)
  • ナツメグ(適量)
    ※無くても良いです
  • ウスターソース(小さじ1)
  • サラダ油(大さじ1)
  • 小麦粉(適量)
  • 卵(適量)
  • パン粉(適量)
  • 揚げ油(適量)
  • ウスターソース(大さじ2)
  • ケチャップ(大さじ2)
  • マヨネーズ(大さじ2)
  • (付け合わせ)
    ・線キャベツ、プチトマト、パセリ
キャベツ入りメンチカツ

作り方

グレーライン
写真:手順1
キャベツは短いせん切りにし、
全ての材料を合わせて良くこね混ぜる。
写真:手順2
粘りが出たら4等分して薄い小判型にまとめる。
まな板等平らなところを利用して形づくりましょう。
小麦粉、溶き卵、パン粉の順につけて、170℃の油に滑らせる様に入れ、色良く揚げる。
写真:手順3
付け合わせを添えて、ウスターソースとケチャップでソースを作る。
今回は中に加えたキャベツも添えキャベツも全てキタニのカット野菜を使いました。
ワンポイント
エッセイ枠上

Vol.74「キャベツ」

写真:Vol.74「キャベツ」 キャベツのお母さんはヨーロッパの北部で冷たい風に揺れていた可愛い菜の花です。1000年ともいわれる長い時間をかけて品種改良され、今私たちが目にするキャベツの形になったそうです。菜花の葉を口にするとピリッとしたキャベツの葉の味がします。日本に入って来たのは18世紀で葉牡丹(はぼたん)甘藍(かんらん)などと呼ばれていました。当初は観賞用だったのですね。今でも葉牡丹は正月の生け花に使われます。

食用として多く食卓に登場するのは明治期に入ってからだそうで、トンカツなどの洋風料理の添え物としてなくてはならぬお野菜になったのは大正期です。意外と新しいおつきあいの野菜です。栄養価はビタミンCが多く含まれ、緑の濃い部分にはカロチンも豊富です。胃腸を守るビタミンUは戦後アメリカで発見されて今では医薬品として製造されています。キャベツの持つ好ましい辛み。この辛みが私たちの免疫力をアップさせる理由らしいのも嬉しいですね。春キャベツ、生でいただくのももちろん柔らかくて美味ですが、ベーコンとスープ煮にしたり炒めたり、お味噌汁の具にと様々な料理法で楽しんでいただきたいと思います。
エッセイ枠下
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山際千津枝先生のプロフィール

  • 料理研究家・栄養士・山際生活デザイン研究所主宰
    料理研究家として広く活躍すると同時に、仕事はメニュー開発・執筆・講演・ 公的機関の委員・テレビ番組・ラジオのコメンテーターとして多方面にわたる。 生活感に溢れる話題とユーモアやウイットにとんだ話し方には定評がある。
  • ホームページ………山際千津枝の世界
  • 原稿執筆
    宮崎日日新聞「客論」
    福岡県PTA新聞 など
  • 現在出演中のテレビ・ラジオ番組
    RKBラジオ 開店!ウメ子食堂
    (毎週火曜日レギュラー:10:00〜12:20)
    FBSめんたいワイド コメンテーター
    (毎週月曜日レギュラー:15:48〜17:50)
  • 著書
    「ヤマギワ流100円おかずレシピ」
    サンマーク出版
    詳細・お申込はこちらから
    写真:「山際流100円おかずレシピ」
写真:山際 千津枝

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