ジャガイモは17世紀にジャワから日本に伝わりました。ジャガタラ芋ジャワの芋が転じてジャガイモとなったわけです。最初の百年近くは食べられず、観賞用の植物だったようです。天明、天保の飢饉の時にその真価が認められた様です。原産地はアンデスの高地なのでサツマイモと反対で寒い場所が好き。最初は北海道で栽培されていました。
ジャガイモは豊富なデンプン源ですがビタミンCも多く含みます。熱に弱いと言われるビタミンCですが、ジャガイモのデンプンが調理時の熱からビタミンCを守っているのです。野菜の少ない寒い地方ではジャガイモがビタミンCの大切な給源になっています。肉料理には絶対に欠かせない添え物です。ドイツのように主食のようになっている国もありますね。味にクセが無いので、どんな料理にも使えるのも特徴です。肉じゃが、マッシュポテト、シチュー、コロッケ、ポテトサラダ…さあ、あなたは何を作りますか。